次の課題を実施せよ。
@次の和音の構成音を調べます。
A限定進行音を解決させます。
B残りの音は近い音を選択します。
※この場合、aは主音(ド)が3つ重複してしまいますが、完全終止として終止感がより強く得られるので有効です。
bは第3音(ミ)が重複しますが、良好な響きではないので避けてください。
T/5→X7はT/5→Xと同様に2つでドミナントの機能を持ち、曲の終結部ではほとんどX7との組み合わせで使用されます。
次の課題を実施せよ。
@X7を設定します。
AYの構成音を調べます。
B上3声をバスに反行させます。
C限定進行音を確認して解決させます。
※X7のbの形で実施すると次のようになります。
アルトとテノールで並達1度が生じるためできません。
X7の第7音はTの第3音に解決しなければいけません。
その結果T/3の上3声に第3音が重複することにより、第1転回形の響きとしては不適切なものとなります。
従ってT/3の前にはX7は使わず、必ずXを設定します。